肩腱板断裂について

肩腱板断裂

腱板の切断の場合、激しい痛みと腫れを生じます。
腕を伸ばし、気をつけの姿勢で、ゆっくり横に腕を上げていくと肩より30°程度上げたところで痛みが消失します。

完全に断裂を起こしている場合は、自分で腕を上げることはできず、他人の力でも、疼痛のため肩の高さ以上は上がりません。

断裂がある場合は、肩関節造影を行うと、肩関節から断裂による造影剤の漏れが認められます。

エコーやMRIにおいても断裂部を確認することができます。 治療は、若年者に対しては手術による腱板修復もありますが、中年以上では、肩関節の拘縮が懸念されるところから安静下で2週間程度の外固定が実施されるのが一般的です。
完全断裂の場合は、断裂部位の縫合術を行うこともあります。

drop arm signが、後遺障害等級認定の要件です。

肩腱板断裂・損傷の症状

代表的な症状は、 肩と腕をつなぐ部分、大結節上方に疼痛を発症します。 特に腕を外転60°から上に挙げたときが最大で、肩の高さ以上に上げるとその痛みが軽減します。 腕の無力感も伴うので腕の上げ下げ自体が自力で困難となります。 このことを、ドロップ・アーム・サインと呼んでいます。

画像所見

MRI、T2強調画像で腱板の断裂部分が高輝度 白色で描出されます。
造影MRI、部分断裂では、腱板の亀裂部分から造影剤が漏出するので損傷が明らかになります。

エコー検査、超音波をあて反射音波の変化よって画像を描出する技術です。
基本的に超音波は液体・固体がよく伝わり、気体は伝わりにくい性質です。
よって断裂・亀裂部分が腱の表面に描出されます。
間節鏡検査、腱板不全断裂の確定診断に有用です。
主に鏡視下手術、直径2~10mmの細長いビデオカメラを手術部位に挿入し、 テレビモニター上に映し出された映像を見ながら実施されています。

筋萎縮

断裂部の棘上筋もしくは棘下筋が委縮するのですが、これは眼で確認することが可能です。
後遺障害等級の申請においては、写真を添付しています。

後遺障害等級は、症状と現在までの経過、画像所見、他覚的所見である筋萎縮、これらを総合的に判断して認定されているのです。

肩腱板は、加齢変化を素因に、外力が加わることで断裂しています。
調査事務所は、①被害者の年齢、受傷機転、肩腱板が断裂するような事故発生状況であったか、②MRI、エコー検査等の画像から、どの程度の腱板断裂があったのか、③その後の修復状況を審査します。
以上を前提として、可動域、他動値の角度について審査されます。

12級6号や14級9号が認定されることが経験上多いです。

解決事例

50歳後代男性 会社員
車で走行中、一時停止違反の相手方車と出会頭事故により受傷。診断名 肩腱板損傷。弁護士による被害者請求により後遺症12級6号が認定。弁護士が示談した結果、1180万円で示談成立。

治療費 320万円
休業損害 130万円
後遺障害逸失利益 410万円
後遺障害慰謝料 290万円
入通院慰謝料 140万円
その他損害 省略
過失 10パーセント控除

 

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