脛骨顆部骨折

(1)病態

医師によっては、脛骨高原骨折やプラトー骨折の傷病名が、記載されることもあります。 脛骨顆部骨折は、膝に衝撃が加わった際に多く発症します。 膝に対する衝撃なので、脛骨顆部骨折は単独で起こることは少なく、通常は、膝の靭帯損傷や脱臼、膝蓋骨骨折などを伴います。

骨の上端部がちょこっと折れたイメージですが重傷です。 上肢・下肢とも、関節部の骨折は関節の運動制限や骨癒合の不良を伴い、難治性です。

(2)症状

骨折なので受傷直後から、痛み、腫脹、膝の変形、痛みによる運動制限などを発症します。

(3)診断

単純XP撮影で診断が可能です。

(4)治療と後遺障害

脛骨顆部は海綿状の骨であるところから、骨欠損部には骨移植を必要とし、強固な内固定が得られにくいのが特徴です。

ズレのないものは、保存的にギプス固定となりますが、多くは手術となります。

関節面に段差のある場合は、骨移植、内固定をしっかり行うことは当然なのですが、関節鏡を使用して合併する靭帯損傷を修復し、半月板損傷は可能であれば縫合、不可能であれば切除し、関節面の整復を正確に実施する必要が絶対にあります。
例によって、不完全な治療が行われた場合、被害者は近い将来、外傷性膝関節症に悩まされることになります。

術後は膝の可動域制限を防止する観点から、CPM=持続的他動運動器を使用しなければなりません。 

脛骨顆部骨折、脛骨高原骨折やプラトー骨折の傷病名は、多くの場合、10級11号、12級7号の等級認定を受けています。 

骨折面の固定はできても、関節面の正確な整復は、やはり専門医でないと不可能な状況です。
手術では、医大系の膝関節外来を受診、評価の高い専門医を選択する必要があります。

現状で、10級程度の後遺障害に苦しんでおられる被害者は、後遺障害等級を先行、その後に専門医を受診し、手術を検討することになります。


 

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