足関節果部骨折

足関節果部は、腓骨の一部である外果と脛骨の一部である内果、脛骨遠位端前側の内果と脛骨遠位端後側の後果のことです。 

本骨折は足部変形と足関節の機能障害を多くのケースで残します。 10級11号が想定されます。

足関節を形成している骨は、足関節の上にある脛骨・腓骨の遠位端と脛骨・腓骨の遠位端と接触している距骨、脛骨・腓骨と靭帯でつながっている踵骨となっています。

足首の運動について少し説明しておきますが、足首の運動は、つま先を上げる背屈、つま先を下げる底屈、内側につま先を向ける内転、外側につま先を向ける外転、足を内側に捻る回内、足を外側に捻る回外の4運動です。
通常、自分の足の裏を見る場合、内転・回外・底屈の動きを一緒にさせる必要があります。

実際にトライすれば、すぐに分かることです。
内転・回外・底屈の3つの動きを1つにした場合、内返し、逆に、外転・回内・背屈の3つの動きを1つにした場合を、外返しと呼んでいます。

骨折の状況により症状が変わります。
内側・外側への衝撃により足首を骨折したときは、腓骨の下端と脛骨の下端が骨折し、三角靭帯や踵腓靭帯も断裂して、距骨が異常に内転・外転したりします。
もちろん、激痛と腫脹は必発です。

距骨の動きや受傷時の状況、単純XP撮影で、確定診断します。

骨折を放置すると偽関節になりやすいですが、転位やズレの大きいもの以外は、ギプス固定が選択されています。

転位の大きいものは、他の骨折と同じように、観血的にプレートやキルシュナー鋼線等で固定をおこないます。

転位のないものは4~6週のギプス固定でいいのです。

整復不能例は海綿骨ネジ、引き寄せ締結法、プレート固定の適用となります。
三果骨折後の足関節の可動域の予後は不良です。
RSDを惹起しやすい部位でもあります。

完璧な整復 、強固な固定 、早期からの理学療法の開始 これらが必要です。
関節面の粉砕骨折では先に説明したイリザロフ式創外固定器により大きな治療効果が得られます。

上記の3点がおざなりにされると、
腓骨短縮 、内果変形治癒 、距骨脱臼遺残 、
靭帯機能不全 等々の後遺障害を残しますが、主治医はこの場合、どうして変形したかを説明することなく、変形治癒を宣告します。 
変形は確認ができますので正しく理解することができるのですが、最後の治癒は、どうしても理解することができません。


 

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